Mさんの左膝

2月末日に
フルマラソンに出られるMさんが
走行中の
膝の外側の痛みで来院されました。

今回の膝の痛みは
腸脛靭帯という
骨盤~膝の外側にある
靱帯にストレスがかかる事によって
発生していました。

この腸脛靭帯炎は
ランナーのスポーツ障害であり
姿勢、走るフォームの改善を
行わなければ
たとえ時間薬でこの痛みが
改善しても
走ることで痛みはぶり返す事は
非常に多いです。

そしてMさんのお身体を診ていくと
見事に左足は
外側に体重がのっていて
おそらく走行中も
左側が接地している時は
外側に荷重がかかっていると予測されます。

姿勢も走行時もですが
この症状を改善するには
軸を伸ばし
正中(真ん中)に力をよせる必要があります。

そこで行ってエクササイズが
次の2つです。

サイド・トゥ・サイド

サイド・トゥ・サイドの動画はこちら!

身体の力を真ん中によせ
背骨の回旋可動域を挙げます。

デッドバグス

足幅を拳1個分程度にし
交互に足をあげていきます。
膝が広がらないように注意!

走行時の左右への重心移動を
最小にするための
エクササイズです。

以上を毎日行って頂き
再度ご来院して頂いたところ
なんと40分かけて走って来院して頂きました。

痛みが落ちていたのです。

すべての方が
この2つで膝の痛みが改善するとは限りませんが
軸を伸ばす事、正中化をする事で
痛みの緩和の1ステップになる事を
改めて感じたMさんの反応でした。

それではランナーの方で
膝に不安のある方は
上記2つのトレーニングを
是非入れてみてくださいね。

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