スポーツ傷害予防のために抑えて欲しいポイント

スポーツ傷害予防のために抑えて欲しいポイント


早速1つ質問!

怪我をすると上手くなれません。
なぜか分かりますか?

それは・・・

怪我をすれば練習ができないからです。

これは至極当然の理論ですが
なかなかご理解頂いているスポーツ選手は
少ないと思います。

なぜそう思うかというと・・・

怪我の予防のために
時間を割いているスポーツ選手が少ないからです!

悲しいかな特に学生は少ない・・

そこで本日はスポーツ傷害の予防に必要な
理論と実践をお伝えしていこうと思います。

今日の流れ


  1. スポーツ中の怪我を予防するとはどういう事か?
  2. スポーツ中の怪我を予防するために必要な能力は?
  3. スポーツ中に必要な身体能力を最大発揮するために最も大事な事
  4. スポーツ傷害予防のためのトレーニング

1.スポーツ中の怪我を予防するとはどういう事か?


今まで、捻挫、肉離れ、腰椎分離症、オスグッドと
4つのスポーツ傷害についてブログを
書いてきましたが
すべてに共通する原因が
オーバーユースミスユースです。

オーバーユースに関しては過去にあげた
「腰椎分離症」の記事を参考にしてください。

腰椎分離症についてのブログ

今回のブログでは
ミスユースにフォーカスした内容を
以下に挙げていきます。

ミスユースによるスポーツ傷害とは?

間違った使い方の繰り返しにより
ある特定部位にストレスがかかり続け
傷害を起こすことですが
ミスユースを端的に表現すると

「効率が悪い動き」になります。

効率が悪い動きだからこそ
どこかの関節や筋肉、腱が
過度に働くことになり痛くなるのです。

そうならないためにも
「効率の良い動き」
行っていけばいいのですが
効率の良い動きとは
いったい
どんな動きなのでしょうか?

それは

「最小の力で最大の
パフォーマンスを発揮する動き」となります。

※パフォーマンスはパワーやスピードの事で
その競技やその瞬間に求めれるものです。

ではさらに

「最小の力で最大の
パフォーマンスを発揮する動き」とは
どんな動きでしょうか?

それは重力を上手に使った動きです。

この地球上で生きている以上
私達はこの重力に抗して生活しなければ
なりません。

しかし
この重力は抗するのみの存在ではなく
上手く活用するものでもあり
共存が可能なのです。

そこで次のトピックでは重力を上手く
使うための必要な
スポーツ傷害にならない選手の4特徴を
紹介していきます。

2.スポーツ中の怪我を予防するために必要な能力は?


結論から言うと・・・

・胸椎(みぞおちから上)が柔らい

・股関節がしっかり曲げられる

・腹部(みぞおちから下)の安定性

・重心のコントロールが良い
(重心移動がスムーズ)

以上の4条件を満たせば重力を上手く使い
最小の力で最大のパフォーマンスを発揮する
効率のよい力発揮ができ
スポーツ傷害のリスクが最小となるのです。

それでは1つずつ説明していきます。

・胸椎(みぞおちから上)が柔らかい

胸椎とはみぞおちから上、首から下の箇所で
肋骨に囲まれています。

この高さの背骨の回旋能力は高く
体を回して重心移動をしたり
当たりをいなしたりするのに
とても重要な場所です。

・股関節がしっかり曲げられる

股関節は写真のように
太ももの骨の先端の丸い頭(骨頭)
骨盤の穴(臼蓋)によって作られる
自由度のとても高い関節です。

上の写真のように股関節を曲げる能力がある事で
股関節からの動きが十分に発揮される事になります。

パワーのある股関節から動きが発揮されることは
膝のスポーツ傷害予防などに
大きく貢献します。

・腹部(みぞおちから下)の安定性

体幹には2つの定義がありますが
今回の腹部の意味合いは
下の写真にある筋肉たちで囲まれた場所と
考えてください。

腹部の安定性があるからこそ
上で挙げた胸椎、股関節が上手く使えます。

裏を返せば
腹部の安定性がなければ
胸椎、股関節は上手く使えません。

・重心のコントロールが良い

重心をコントロールできている動きとは
どちらにもいける
どこにでも動ける体であり
それは上で挙げた3つの能力が高く
かつこれらが連動して使われる体です。

では3つの能力値が高くかつ
連動して使える体とはどんな体でしょうか?

それは次のお題で発表します。

3.スポーツに必要な怪我をしないための土台となる能力とは?


それでは発表します。

スポーツに必要な怪我をしないための土台となる能力とは?

軸を伸ばす力です。

軸を伸ばす事で
上で挙げた胸椎が動き、股関節が動き
腹部の安定性が生まれます。

そしてこれら3つの能力を
連動していくのも軸を伸ばす事になります。

スポーツ傷害予防のためにまずやるべき事は

1に軸

2に軸

3.4も軸で

5も軸なのです。

4.スポーツ傷害予防のためのトレーニング


今回は股関節、胸椎の使いやすさ
腹部の安定性のためのベースである
軸を伸ばす力を挙げていくエクササイズを
紹介していきます。

この運動はブログでたくさん紹介していますので
本日はバリエーション違いをご紹介!

軸を伸ばす力を体幹をしっかり強化しながら行う
オールフォアーズニーズオンローラー!

詳細は上でリンクを貼った
腰椎分離症編に載せていますので
参考にしてください。

これまたバリエーション違い。

軸を伸ばす力の強化であるヒンジバック!

おしりの骨である座骨を
しっかりローラーにつけ
みぞおちを上げ
両手を組んで頭頂部の両脇にあてて
押し合ってから身体を倒します。

片足立ちでの軸の伸長力アップ
ハーフニーリングエロンゲーション!

かかとからやや離して
つま先立ちをします。
バランスが不安定な方は
少し外目に前足を置きます。

軸足の膝はマットを軽く押し
みぞおちは挙げ頭頂部でローラーをしっかり押します。

そこからみぞおちから上だけを
側屈させます。

次にみぞおちから上だけを回旋させます。

側屈も回旋も軸足側の
体幹部に力が入っていればGOOD!です。

太もも前の緊張が高まるようでしたら
やや前方重心にしましょう!

まとめ


スポーツ傷害予防ためには
みぞおちから上(胸椎)を使う事
股関節をしっかり曲げる事
腹部の安定性がある事
重心移動がスムーズな事が重要です。

これら能力の土台となるのが
軸を伸ばす事になります。
まず上のエクササイズを行い
軸を伸ばす能力を高めていきましょう。

そして

もっと一つ一つのエクササイズを
深堀りしたい方は是非
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ご参加くださいね!

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