マスクがもたらす姿勢不良

マスクがもたらす姿勢不良

最近私は稲花粉による
鼻炎症状に悩まされております。
おかげでマスクはより
欠かせないものとなりました。

そんなマスク事情の昨今ですが・・

そもそも
マスクはもはや
エチケットになってしまったので
日常的に装着している人が
多数なのではと思います。

そんなマスク事情ではございますが
マスクを四六時中つけておくことは
身体の不調を引き起こす
原因となる可能性が
あるので
つける必要がない時は
積極的にはずしていった方が
いいと思います。

【マスクを日常的に装着していると・・】

マスクを装着していると
どんな高性能マスクにおいても
呼吸はしづらくなります。

実際マスクによる息苦しさを
覚える人は多いのではないでしょうか?

すると私達は
より息を吸おうとするために

口呼吸になります!

口呼吸になると
当然ながら
私達の口は開いてしまいますね。

ではここで
実際口を開けてみましょう。

口を開けた時
舌はどの位置にありますか?

上あごから離れますよね・・・

これが姿勢において
私達がマスクを
外せるときは
外した方がいい1つの理由なのです。

【舌にも適切なポジションがある】

普段何気なく
食べる時、喋る時に使っている舌ですが
この舌にも適切なポジションがあります。

その適切なポジションとは?

上あごにあたるポジションです。

画像1

上あごに舌が
あたり
気道と口の通り道にふたが
できる事になります。

これが姿勢と多いに関係するのです。

【なぜ舌が上あごにあたると身体は安定するのか?】

それでは
ペットボトルを使って
イメージしていきましょう!

次の写真を見てください。

画像6

蓋の空いたペットボトルは
写真のように
容易にクシャッと潰せます。

これが舌が上あごから
離れて軌道に蓋がされていない状況なのです。

私達の身体でこの状況を
表現すると・・・
※口は開けていないのですが

画像4

このように
重力に負けて
身体がクシャッと潰れた
状態になります。

それでは次の写真をみてください。

画像6

ペットボトルの蓋をしめると
空気の逃げ場がなくなり
内部の圧力が高まるために
潰れづらくなりますよね。

これが舌が上あごに
あたっている状態です。

私達の身体で表現すると

画像5

写真のように重力に抗し
軸の伸びた姿勢となります。

このように
ペットボトルの蓋が閉まったように
体幹の安定した
軸の伸びた姿勢を作るためには
通常は口を閉じで
鼻呼吸を行い
舌を上あごにあてる事が
必要になってきます。

しかしここに待ったを
かけるのが
現代のエチケットである
マスクなのです。

【まとめ】

繰り返しますが
マスクによって
呼吸が苦しくなると
より息を吸おうと
私達は口呼吸を行います。

今回は舌のポジションに
フォーカスしましたが
息を吸う方に力が傾くと
肋骨は広がりますし
交感神経も優位になります。

この状況は
背中の緊張は高くなり
姿勢は悪くなり
不調は出やすくなります。

他にも

口が乾燥して
菌が繁殖しやすくなったり
顎、歯の発達発育にも
大きく影響するなどの
口呼吸の弊害は多々あります。

マスクは確かに
必要な時はつけるべきですが
そうでない時は
積極的に外していきましょう。

自身の身体を守るためにも。

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