その揉んでも改善しない首、肩の違和感は頭の位置が原因でないかい!?

【その揉んでも改善しない首、肩の違和感は頭の位置が原因でないかい!?】

首、肩の痛みは
寒くなってきた昨今
又仕事が立て込んでくる昨今
非常に増えてくる症状の1つです。

この首と肩は
揉みほぐす事で一時的に解決するかもしれませんが
根本原因を解決しないと
一晩寝れば元の木阿弥・・・

また症状が出現します。

ではなぜ
首や肩の痛みは繰り返すのでしょうか!?

このようなネタの解答はほぼ

運動不足!!

これで片付いてしまいますが
これではさすがに
乱暴ですので
運動不足がもたらす
身体の悪しき変化を紹介していきながら
対策を紹介していこうと思います。

では早速つい最近
勉強会用の資料として作った
次のスライドを見てください!

スクリーンショット (354)

これは背骨における
首の部分
頸椎(首の背骨)のポイントを
説明したスライドです。

ここで見て欲しいのが
左側のヒトの背骨と
右側にあるオラウータンさんの
赤丸がついた
首の後ろにある背骨の突起の長さです。

明らかにオラウータンさんの方が
長いですよね!

これはなぜか分かりますか?

答えは・・・

オラウータンさんの頭は
前方にあるために
筋肉で支えなければならないからです。

ですので筋肉が付着する
骨を長くして
筋肉のボリュームを出しているのです。

このスライドで何をいいたいか?
もうお分かりですよね。

つまり!!
私達ヒトは
頭を前方に出して支えるようには
構造的に作られていないのです。

しかし残念ながら現代人は・・・

画像2

オラウータンさんと同様に
頭を前方に出して生活する事が
多くなっています。

まだこの状態が仕事中だけなら良いのですが
私達ヒトは適応する生物です。

頭が前に出ていれば
頭が前にある事がスタンダードに
なってしまいます。

画像3

すると・・・

前方にある頭を支えるように
作られていない私達の
首、肩は悲鳴を上げ
首、肩に違和感が出る結果と
なってしまいます。

そこで日々このようにならないよう
身体をリセットするための
ピラティスを行って欲しいのですが
この正攻法は
多くの方に通用しない事は
百も承知でございます。

そこで
首、肩の違和感を改善するための
エクササイズステップ1を
まず行って頂ければと思います。

あなたの習慣を改善しなければ
あなたの姿勢は改善せず
あなたの首や肩の違和感も改善しません。

是非あっ!私の事だ!と思った方は
早速次の
本当に簡単な運動を行って頂ければと思います!

レッツトライ!

【頭を脊柱の上にのせていこう!】

このためにまず
骨盤を起こして座りましょう!

スクリーンショット (348)

以前紹介した坐骨という
座る時に接地してほしい骨を
しっかり椅子にセットします。

そして次のステップです。
頭を脊柱の上にのせましょう!

スクリーンショット (349)

この時背中は反らないように注意してください。
この頭の位置をさらに
定めるために・・

スクリーンショット (350)

両手を組んで
左右の小指の下を
頭頂の両脇において
押し合いっこをします。

この運動をデスクワークの際
30分~60分に1回行い
頭の位置をリセットさせましょう。

さらに!
デスクワークなどで
固くなる胸回りを緩めていくと
よりGOOD!です。

【軸を伸ばして背骨を動かそう!】

スクリーンショット (351)

頭頂で手を押したまま
みぞおちを中心に
身体を左右に
ゆっくりと側屈させます。

さらにもう1つ!
ヒトが得意な回旋能力を
次のエクササイズで高めていきましょう。

スクリーンショット (352)

この時ももちろん
頭頂と手で押し合いっこして
軸を伸ばしながら
みぞおちから上をねじっていきます。

写真の青の筋肉(前鋸筋)から
肘を押し出すようにして
捻じっていきましょう。

【まとめ】

この12月の忙しい季節は
ついつい身体の事が
おろそかになりがちですが
動ける体
違和感のない(少ない)からだが
あっての仕事でありプライベートであると
思います。

自分の身体に目を向ける時間を
少しでもとるために
是非上のエクササイズは
実行してくださいね。

それでは
さらに身体を動かしたい方は
次の公式ラインに登録して頂き
ピラティス動画配信をお待ち頂ければと
思います。

それではまたお会いしましょう!!

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