小、中学生の肘には気を付けて!

小、中学生の肘は気を付けて!

先週来られた小6ソフト少年は
肘の痛みを訴えていました。

この年代の肘はガラスのようなものなので
評価、問診、視診、触診を
相当気を付けて行い間違いのないよう
のぞんでいきました。

キャッチャーであるこの少年は
練習試合中に肘の内側が
軽く痛くなりました。

痛みが強力に出たのは・・・

その翌日でした。

小学校に行き
何気なしに少し重たいものを
痛みがある側の手でもったところ
じわじわと痛み出し
最終的には授業中に
うずいて我慢ならないくらいの
痛みになったようです。

そこで救急外来で
病院にかかりレントゲン上は異常なしで
終わり痛みがひかなかったら
精密検査しましょうとの事でした。

そしてこの少年は
そこから2度ほど整体院に行きましたが
ジンジンする痛みはひいたものの
動かす際の痛みはひかずに
クレアライフに来院したのでした。
この話を聞いた段階で
病院に行ってもらう事を即決断。

そして精密検査をしたところ・・

裂離骨折でした。

※少年、少女の柔らかい骨は
レントゲンではわからないことが
多々あります。

スポーツ選手が多く来院される
クレアライフでは
このようなパターンがしょっちゅうではないですが
割と多い頻度であり
経験上これはやばい!と思い
病院に行って頂きましたが
このようなパターンはよくあります。

※よくあってはいけないのですが・・

肘の違和感はあったときに
すぐに対処しなければ
このようにとどめを刺すまで
プレイしてしまいます。

今回は内側でしたが
これが肘の外側になると
数か月の練習ストップではきかなくなります。

身体の使い方の問題も解決しなければ
ならないのですが
小学生、中学生の場合特に
まず肘に違和感が出たら
すぐに医療機関に行かれることを
強くおすすめします。

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