温めればいいの?冷やしたらいいの?

よく患者さんから受ける質問がございます。

「この場合は温めればいいの?」

「この場合は冷やしたらいいの?」

実際このブログをご覧の皆様も
何かしらで
体を痛めた時に
これ「温・冷?どうすればいいのかな~」
悩んだ経験はあるのではないかと思います。

まずこの質問を解決するためには

その痛みに炎症症状があるかどうかを
判断する必要があります。

 

炎症症状とは痛い場所に

・熱をもつ
・赤くなる
・腫れる
・ズキズキする
・本来の動きができない(機能障害)

このような兆候が表れる事です。

この場合アイシングなどで
冷やした方がいいのです。

ところで・・・

この冷やす目的はなんのためかご存知でしょうか?

多くの方が
患部を早く治すため!と思いがちですが
※もちろんこの理由もあります
一番の目的は
二次災害を出さない事です。

火事が起きた時に
隣の家に火を広げないイメージです。

この情報にはびっくりしませんか!?

炎症症状とはそもそも
早く治すために
私達の身体が自然に起こしている現象なので
決して悪い反応ではない事も
ここでは理解しておきましょう!

そしてここからもう1つ大事な情報です!

炎症症状が出ている
すべての時間に
冷やせばいいというわけではございません。

一昔前は

怪我をしてから
※炎症が発生してから
24~48時間程度は
アイシングをした方がいいと言われていました。

しかし最近のリサーチによると
隣に火をうつさないためには
怪我をしてから
6時間程度冷やせば十分だという事が
いわれています。

あとは過度に炎症症状がすすまないように
温めることなく生活をすればOKです。

そして
上記で挙げた炎症反応が
消えるタイミングで
温めスタートとなります!

いかがでしょうか?

どの業界もそうですが
医療ももちろん日進月歩
最新の正しい情報をこのブログでは
お届けできるように
日々学んでいき関わる方の
不調のない生活に貢献していきます!

 

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