ピラティスにおける丁寧さを具体的に表現すると

ピラティスにおける丁寧さを具体的に表現すると

クレアライフでお届けしているピラティスは
姿勢と歩行を改善し
変形性膝関節症や慢性腰痛などの
根本解決になり得る運動療法ですが
この運動効果を得るためには
ただやみくもに
エクササイズをやるのでなく
ポイントを抑えて丁寧に
行うことが大切です。

では「丁寧さ」とは
具体的にどのようにしたら
出てくるものなのでしょうか?

本日は「丁寧さ」
具体的に出すための
3つの要素をお伝えいたします。

①速度

「丁寧さ」を出すために速度
とても大切な要素となります。

目的にもよりますが
ピラティスのエクササイズにおいて
速度はコントロールできる
範囲で原則ゆっくり行う事が
定石です。

画像2

というのも
ピラティスとは
ただ柔軟性向上、筋力向上が
目的ではございません。

姿勢動き(歩行)を改善する事が
目的です。
無意識化で制御される
姿勢と動き(歩行)を改善するには
感覚を変える必要があります。

つまり
姿勢が悪い
動き(歩行)が悪いということは
間違った感覚
もしくは感覚の偏りから
姿勢不良と動きの不良を促しているわけで
これら感覚を感じながら
エクササイズをする必要があります。

仮にエクササイズ中に
速度を速めてしまうと
間違ったパターンであろうとも
感覚を感じる事もできないので
何が正しいか、正しくないかの
認知ができません。

つまり姿勢と動き(歩行)の改善が
できない
のです。

ゆえに最初はゆっくりと
何が正しくて
何が正しくないのかを
感じながら行う必要がございます。

これがゆっくりとエクササイズを
行った方がいい理由です。

②はじめから正解を当てにいかない。

例えば左右の歪みが強く
出ているとします。

画像3

※基本ヒトは歪んでいるので
歪んでいる事が悪ではない。
歪み過ぎて違和感が出る事が問題なのです。

この歪みは左右の感覚の違いも
生んでいるために
四つ這いで左右均等に押していると思っても
左右均等に押せていない事が
おそらく多々あります。

※「おそらく」という表現は
数値化して計ったものでは
ないため

立って行うエクササイズにおける
左右の体重のかかり方も
同じ事がいえるでしょう。

このような場合
最初から左右均等に押そう!

左右均等に立とう!と思って
実際やったところで
まずその感覚と実際の行動が
合致することは少ないと思います。

というのも
感覚とは日常の影響も受けますし
主観の影響も多大に受けるため
微細な差というは分からないからです。

※それでも手や足は
繊細なほうです。

参考:ホムンクルス

画像1

感覚の繊細さを表す図は右側です、
胴体などは小さいですが
手や顔や舌は大きく
足もそこそこ大きいですよね。

ではどうすればいいのか?

例えば
四つ這いの場合

画像4

左右均等を最初から探しにいかずに
左へ右へと大きく振って
完全に体重が乗っている時
乗っていない時のような
大きな差を感じる事から
はじめていけばいいと思います。

例えば
ローラーの上で真ん中に乗る場合

画像5

まず左右へ大きく振って
真ん中から落ちる時
真ん中へ乗った時のような
大きな差を感じる事から
はじめていけばいいと思います。

ポイントは
一度おおきくはずす
エラーパターンを体感させる事です。

なんでもそうですが
失敗を経験しないと
成功も分かりませんよね・・

これはエクササイズにおける
感覚も一緒で
まったくもってNGな状況を体感することで
良い状況を感じる事ができます。

このプロセスが
とても大切で
感覚の上書き保存をするためには
エクササイズの
流れの一環として
どんどん取り入れて
いくべきだと思います。

〇目をつぶってみる

視覚情報は全体の情報の80%程度を
しめていますが
その便利な器官ゆえに
視覚情報に頼り過ぎて
運動をしてしまいがちです。

分かりやすい例が
目を開けた状態での片足立ちと
目をつぶった状態での片足立ちとでは
難易度がまったく違いますよね。
※リアリティがない方は
是非体感してくださいね。

つまり自分の感覚を
おろそかにしがちなのです。

そこで左右バランスや
安定性を求められる
エクササイズにおいては
あえて目をつぶり
自分の感覚に目を向けさせると
感覚を求める丁寧さが出ていきますので
感覚を上書き保存する
効果が高まります。

※ただし閉眼(目をつぶること)は
環境やエクササイズによっては
リスクもありますので
安全な環境、エクササイズで行い
転倒などしないようお気をつけください。

まとめ

もちろんピラティスが万能な
わけではなく
筋力増強や心肺持久力の向上などには
不得手な面があります。

しかしながら
すべての運動の
※活動といってもいい
姿勢と動き(歩行)を改善する事が
日々の不調をへらし
理想のスタイルへ近づく大きな一歩と
考えると
上記のようなポイントをおさえ
是非ピラティスの一歩を歩んで
頂ければと思います。

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