車椅子アスリートのピラティスから見えたもの

最近新規2人の
車椅子アスリートのピラティスを
行いました。

ピラティスはポージングを
決める事が目的でなく
体の機能を挙げることが目的なので
車椅子の方であっても行う事ができます。

むしろ車椅子アスリートの
ピラティスを行う中で
車椅子アスリートでなかろうとも
やった方がいいな~と
心から思うようになりました。

※体幹が効かない選手もやっていますよ!

昨日のセッションでは
面白い発見がありました。

それは・・・

座面に対して
どうポジションを作るかで
体の動きは本当に
良いも悪いも変わるな~という事です。

昨日来院の車椅子アスリートは
二分脊椎で(詳細知りたい方はグーグル先生に聞いてね!)
側弯が強くあり
座り姿勢において右のお尻が
浮いてしまう方でした。

そこでピラティスをはじめる前に
おこなった事が環境作りです。

左側の圧をへらすために
柔らかいクッションを置き
お尻と座面のスキマを埋めるように
固めのクッションを置きました。

すると手を挙げる際
グラグラしていた身体が
あっという間に安定感
溢れる手の挙げ方になりました。

筋トレはまったくしていません。

座る感覚を変えたのみです。

しかしこの感覚を変える事が
本当に大切な事なのです。

なぜでしょうか?

それは・・・

運動のスタートは
外部の情報を
私達が持っている感覚器で
得ることから始まるからです。

どういう事かを
今持っている
私の言葉で最大限簡単に説明すると

感覚をキャッチ⇒神経で伝達⇒脳で処理⇒

最適な行動を命令⇒神経で伝達⇒運動

運動とはこの流れで
行われるからです。

う~~ん難しい・・・

最終的にお伝えしたい事は
接地している場所で変わるよ!という事です。

車椅子の方でしたらお尻

直立している人にとっては?

足ですよね!

結論 接地している場所はしっかり整えよう!
来週の動画配信では
足のトレーニングをお伝えします!

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