成長期のスポーツ選手におけるオスグッド予防

成長期のスポーツ選手におけるオスグッド予防


成長期のスポーツ選手に
よくみられるオスグッド・・・

クレアライフ整骨院にも
オスグッドのスポーツ選手は
よく来院されます。

ひどくなると

自電車をこぐのも痛く・・

しゃがむ事も困難になり・・

ちょっと膝を曲げると痛みが出現し・・

スポーツどころではなくなります。

体質的にオスグッドになりやすい
スポーツ選手はいますが
体質以上に大切な事が
「姿勢と動き」になります。

そこで本日はオスグッドは
どんなスポーツ傷害が理解して
実際の治療法、予防法を紹介していきます。

今日の流れ


  1. 成長期のスポーツ選手に発症するオスグッドとは?
  2. オスグッドのスポーツ選手がもつ特徴的な姿勢と動き
  3. オスグッドを発症したスポーツ選手にはどんな施術を行うの?
  4. 成長期におけるスポーツ選手のオスグッド予防

1.成長期のスポーツ選手に発症するオスグッドとは?


オスグッドの正式名称はオスグッドシュラッター病といいます。

写真の箇所
脛骨粗面に痛みが発生致します。

そしてこの部位は痛くなるだけでなく
ひどくなると
赤くなったり、熱をもったり
炎症反応が出てきます。

さらにひどくなると
骨が突出してきます。

本当にひどくなると
膝のお皿の下にお皿があるような突出具合になります。

そうなると本当に大変です・・・

ではなぜこの部位が突出し
痛みが発生するのでしょうか?

それは
キック動作や跳躍動作
ストップ&ゴーの繰り返しで
太ももの前の筋肉である
大腿四頭筋をハードに使うことで
脛骨粗面(オスグッドが出る場所)に
牽引力(引っ張り力)が加わるからです。

大腿四頭筋は写真のように
骨盤からすねの骨(脛骨粗面)まで
ついているとても大きく
パワーのある筋肉です。

ボールを蹴ったり
ストップ動作、ジャンプの着地で活躍します。

大人だったら平気な
大腿四頭筋による
この牽引力は
成長期の
まだ未成熟な骨は耐えきれず
痛みが出現し、骨が隆起してしまうのです。

2.オスグッドのスポーツ選手がもつ特徴的な姿勢と動き


冒頭でも述べましたが
このオスグッドは発症する選手と
そうでない選手がいます。

生まれ持ったものはありますが
オスグッドを発症する人には
特徴的な「姿勢」と「動き」があります。

敵を倒すにはまず敵を知る事から・・
これからの内容をしっかり理解しましょう!

・オスグッドのスポーツ選手がもつ特徴的な姿勢とは?

 

結論からいうと次の写真の姿勢です。

いませんか!?

このような選手!!

クレアライフ整骨院にくるオスグッドの選手には
このような選手が本当に多いです。

俗にいう猫背姿勢なのですが
この姿勢の重心は後ろになります。

つまり後方重心です。

ここで実験しましょう。
上の姿勢を極端に作って
太ももの前の筋肉を触ってみましょう。

太ももの前が固くないですか?

逆にみぞおち、頭頂部を天井へ向かって伸ばし


重心をやや前にもってきて
太ももの前を触ってみましょう。

太ももの前は柔らかいでしょう!

そうなんです。

猫背姿勢になると
重心が後方になる事で
常にふとももの前の筋肉を使うことになり
脛骨粗面にストレスを受ける事になります。

オスグッドを改善するにはまずこの姿勢を
改善しなければなりません。

・オスグッドのスポーツ選手が持つ特徴的な動きとは?

動きの特徴をおさえるために
スポーツ選手でよくあるポジション
ちょっと腰を落とした姿勢を見てみましょう。

オスグッドになりやすい姿勢は

このように膝が曲がり
背中が丸くなり
これまた重心が後方になっています。

ちなみに理想的な腰を落とした
どこにでも動きやすい姿勢を
パワーポジションといいますが
それが以下の写真です。

この2つの姿勢からの動きを比べてみると
まったく異なる動きになる事が分かります。

早速やってみましょう。

左の写真が理想的なパワーポジションを作り
上半身を左に回した場面ですが
左足つまり進行方向に体重が乗っているのが
分かると思います。

※実際やるとよく分かりますよ!

対して右の写真は
膝を曲げて腰を丸くした後方重心姿勢です。

この姿勢で左へ上半身を回しても
重心は右足に残ったままだと思います。

ここから左へ動こうと思ったら
右足で蹴り上げなければなりません。

なんとロスの多い動きでしょうか?

このように腰が丸い後方重心の姿勢は
動きのロスが大きく
大腿四頭筋を過度に使うことになり
その結果オスグッドが発症してしまうのです。

3.オスグッドを発症したスポーツ選手にはどんな施術を行うの?


患部(脛骨粗面)の痛み、炎症反応が強い場合は
コンビネーションマシンを照射します。

※膝下の炎症部位に当てます(脛骨粗面)

そして施術に大腿部

体幹の皮膚、筋膜、筋肉を緩めていきます。

 

同時に運動で膝にストレスのない体作りをしていきます。
これが本当に大切で
いくら手技で皮膚、筋膜を緩めても
姿勢と動きが悪くストレスがかかれば
あっという間に固くなります。

そして忘れてはならない有効なものはこれ!!

オスグッドバンド!

痛みを抱えている学生スポーツ選手には
マストアイテムです。
片足で軽く踏み込みんで痛い方に
オスグッドバンドをつけると
けっこう踏み込めるようになります。

痛い場所の上を圧迫して
痛い場所を使わなくするという
超絶シンプルな原理のため
このオスグッドバンドはサポーターの中でも
効果の高い一品です。

オスグッドの痛みに悩んでいる方で
まだ購入していない方は
是非一度お試しください。

それでは治療はここまで・・・

次の章はいよいよ
今日のメインイベントです。

 

4.成長期におけるスポーツ選手のオスグッド予防


ここからは実践編です。

オスグッド改善、予防のポイントは
・軸の伸びた姿勢
・重心移動がスムーズなパワーポジション
この2つです。

それではこの2つを獲得するエクササイズを実践しましょう!

 

・オールフォーベリーリフト

背部の緊張を落とし肋骨のポジションを改善

上のポーズを作って
鼻から息を吸って
口から10秒息を吐きましょう。
そして3秒息を止めます。
これを3セットを1クールとして2~3クール続けます。

・オールフォアーズ(ヘッドプッシュ)

軸の伸びた体作り。
オスグッドになりやすい姿勢の選手は
軸を伸ばす感覚が失われています。
頭頂に刺激を入れる事で
軸を伸ばすスイッチを入れていきましょう。

スタートポジション

矢印の方向に力を入れます。

背中を広げ
頭頂と座骨を遠くへ伸ばし
背骨が伸びる感覚が出ればGOODです。

頭頂から座骨が1ミリも動かないように

頭頂から座骨が1ミリも動かないように

次に足だけUPをやったのちに

手と足UPに移行します。

・マルチロッキング

股関節の動きを促すエクササイズ

写真のように基本ポーズを作り
ローラーを背部に載せます。
後頭部、背中の背骨、骨盤が
当たるようにします。

頭頂部を前の壁に伸ばしながら
座骨を後ろの壁に伸ばしていき
股関節を曲げていきます。
後頭部、背骨、骨盤の3点は
ローラーから離さないようにします。

・ニーリングスクワット

膝立ちで写真のように軸を伸ばす姿勢を作ります。

頭頂部でローラーをしっかり押しながら
座骨を斜め後ろの床に近づけていき
股関節を曲げていきます。

ローラーが大きく上手くできない方は
手を合わせて小指の下を
頭頂部の両脇に当てて代用しましょう。

〇ヘッドプッシュスクワット

頭頂部でローラーをしっかりと押し
写真のように軸の伸びた姿勢を作りましょう。

座骨を斜め後ろの床に近づけながら
股関節を曲げていきます。

重心はくるぶしやや前方にします。

ローラーが大きい選手は
膝立ち同様手を組んで代用します。

まとめ


いかがでしたか?

オスグッドはどんな疾患で
なりやすい体の特徴は理解できましたか?

今日紹介したエクササイズは
オスグッド予防に限らず
その他スポーツ傷害予防にも使えるエクササイズばかりです。

是非活用頂き
日々の練習に集中して取り組める体を
作っていきましょう。

詳細が知りたい方は086-239-5353へ
お気軽にお問合せくださいね。

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