【自分の個性を知る～エクササイズをする際に大切な事～】

先日の事でした。
オンラインレッスンが
1対１となり
オンラインながらもしっかりと
コミュニケーションをとりながら
丁寧にセッションをする事ができました。

レッスンのテーマが
左右差を最小にすること。

そこで1対１ならではの
2本のローラーを使って
左右差を確認しながら
エクササイズを行いました。

すると・・・

かなりの強者のNさんでしたが
思いのほか苦戦していました。

【なぜ苦戦するの・・・？】

そこで出たNさんからの言葉・・
私股関節の左右差があるんです。

 

そこで次のようなチェックをやってみました。

本来リアルなら
手により確認するのですが
簡易チェックとして
股関節の内側へ回す（内旋）可動域の
左右差をチェックしたところ
上の写真のような
大きな差があったのです。

体の事に詳しい方なので
聞いて見ると・・・

左の太ももの骨である大腿骨の
「前捻角」が強い事を
教えて頂きました。

前捻角をここで詳細に
説明すると紙面の文字数を
オーバーしそうなので割愛💦

前捻角が強いと
骨、関節の構造上
内股になりやすくなります。

ですので
足をまっすぐ向けた時が
その方にとっての
ガニ股となりますので
エクササイズでは注意が必要なのです。

またNさんの股関節には
左右差がありますが
これは努力でなんとかできる範囲と
そうでない範囲がございますので
踏まえてエクササイズを
実行していかなければなりません。

【まとめ】

今日はちょっと難しい話になりましたが
最終的に何が言いたいかというと

エクササイズはそれぞれの
個性に合わせて行う必要があるという事です。

そして
個々人が個性を把握する必要があるという事です。

Nさんは自分の個性を知っていたから
いいものの
もし知らずにエクササイズを行えば
良かれと思ってしたことで
痛みが出る可能性があります。

そこを見極めるためにも
やはり体に違和感がある方や
エクササイズ中に左右差の違いを
顕著に感じられる方は
一度専門家に体を見てもらった方が
いいのではと思います。

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