数か月前に来院の
バスケ少年Y君は
脊椎分離症という
腰骨の疲労骨折の疑いがあったため
病院に行って頂きました。
結果・・・
分離症で
数か月部活から離脱する事となりました。
よくあってはならないですが
よくある話で
腰の痛みは放っておいた結果
疲労骨折にいたってしまったのです。
そこから1か月
クレアライフ整骨院に
お母様が来院し話をしたところ
もう復帰しているとの事でした。
ここで「おや!」と思いました。
というのも
腰椎分離症の場合
初期症状でも最低2か月の
固いコルセットによる固定が
必要です。
復帰までが異常に早かったのです💦
そこで・・・
復帰早くないですか!?と尋ねたところ
分離した腰椎がくっつく見込みがなく
痛みがないため復帰したとの事でした。
腰椎分離症は
初期、進行期、終末期の
3ステージがあります。
初期だったら90%以上の確率で
くっつくのですが
進行期だと65%くらいまで
くっつく確率が低下して
終末期だとくっつく見込みが
ありません。
Y君は終末期でした・・・
もちろん痛みは改善しますが
やはり本来くっついているはずの
骨が分離している事は
腰にリスクをかかえる事になります。
今後は
腰にストレスをかけないよう
体幹の強化、胸、股関節を
柔らかくしていく事は必須となります。
しかしながら・・・
やはり・・・
痛みが出現した際
勇気をもって休む事
そして医療機関にかかる事が大切だと
今回の経験で改めて思いました。
特に骨が出来上がる
学生時代はこのような事は
本当に多々ございますので
ブログをご覧の皆様やその周りで
同じような状況の方が
いらっしゃったら
医療機関を受診する事をおすすめください。