今日もちょっとだけ体の学びシリーズ

「体の学び」シリーズを
本日もお送り致します。

前回の体の学びでは
私達の身体を細分化して
見ていき細胞60兆個の集まりが
今の私達を形作っている事をお伝えしました。

本日は私達の体の
スタートである
単細胞の受精卵が増殖し
どのような組織に分化していき
私達の身体を機能させているかについて
学んでいこうと思います。

【全体像をつかもう!】

私達の体は
骨、筋肉、神経、脳
肺、肝臓、胃、小腸
など
様々な組織によって成り立っています。

これら組織は
それぞれ単独で成り立っていなく
相互依存して
生きるために必要な
機能を維持しています。

ですのでこれら一つ一つを
単品で学ぶ前に
全体像を掴み
身体の地図を頭の中で
描けるようにしてから
学ぶことで
より細部の学びも
頭に入ってくると思います。

では早速
身体の全体像を掴むために
以下の2つの分類を
学んでいきましょう。

【動物性器官、植物性器官】

動物性器官、植物性器官
この2つの分類は
発生学による分類ですが
全体像を掴むことにとても適した
分類ではないかと思います。

動物性器官とは?

画像1

その名の通り動物的な器官であり
意識的に動く器官であり
「動く」ことが主な働きとなります。

動く事が
なぜ動物的かというと
私達はよりカロリーを得るために
植物とは違う戦略の
動くことを獲得していったからです。

動物性器官は
次の3つに分類されます。

①感覚系⇒情報を受け取る
目、鼻、舌、耳、皮膚
②伝達系⇒内部で伝える
神経、脳
③運動系⇒外へ表現する
   骨、筋肉

目や耳は情報を受け取り
これら情報をもとに
神経と脳は情報を処理し
筋肉と骨に伝えて身体を動かしています。

このように考えると
骨や筋、神経や感覚器(目、耳など)
それぞれの役割が一目瞭然ですよね。

そして次は
植物性器官です。

その名の通り

画像2

植物的な器官で
自分の意志で動かすことができません。
そして
生命活動にまつわる
重要な部分を担います。

これも3つの分類に
分けられます。

①吸収形⇒取り入れる
消化系、呼吸系

②循環系⇒配る
血液系、脈管系

③排出系⇒排出する
泌尿器、生殖器

ちょっと具体的に書いて見ると・・・

小腸や肺は取り入れるため

赤血球や動脈は配るため

尿管や腎臓は排出するため

このように書くと
とてもシンプルで
分かりやすいですね。

【まとめ】

なんとなくでけっこうです。
身体のそれぞれのパーツの
つながりが理解できましたか?

今後身体の学びシリーズで
紹介していく事や
ピラティスに関していえば
主に動物性器官に
なりますが
感覚系、伝達系、運動系のつながりは
是非おさえて欲しいところで
ございます。

決して生きてるうえで
マストな知識ではございませんが
身体を学ぶことに
少しでも興味がでれば幸いです。

それでは次回も
「身体の学び」シリーズを今後とも
よろしくお願い致します。

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