不調をへらすピラティス修行vol.3 ヒンジバック編

【不調をへらすピラティス修行vol.3 ヒンジバック編】

整形外科的な不調の代表例は
腰痛ですね。
現在日本では2000万人以上の方が
腰痛で悩んでいるようです。

また腰痛に限らず
膝痛、手が挙がらないなど
多数の方が身体に痛みや違和感を抱えて
毎日を生きています。

痛みが強い場合や
長引いている違和感は
まず医療機関の診察を受けて
頂きたいのですが
生活できるレベルの違和感であれば
正しい運動を行う事で
改善、予防できることが
多くみられます。

私は整骨院、ピラティススタジオ
フィットネスジムとかれこれ
15年以上働いていますが
本当にそんな方は多いです。

ではどんな運動を行えばいいの?
となった時
私はピラティスをすすめていますが
このピラティスエクササイズにおいて
はずせないエクササイズが
本日紹介する「ヒンジバック」という運動です。

【ヒンジバックとは?】

スクリーンショット (319)

座った状態から身体を
倒すとってもシンプルな運動です。

この運動は
不調をへらすために必要な
軸を伸ばす能力を
強化する基礎的ながら
ちょっと難しい運動
です。

このヒンジバックを
上手く行う事で
軸を伸ばすために大切な
骨盤を起こす「腸腰筋」
しっかり刺激する事ができます!

スクリーンショット (324)

腸腰筋に関して
詳しく知りたい方は
この記事を参考にしてください!

それでは早速ヒンジバックを
丁寧に行ってみましょう!

【成功の秘訣はスタートポジション】

このヒンジバックの成功の秘訣は
骨盤を起こした状態で
力を抜いて座れるか!?

これに尽きます。

スクリーンショット (321)

スクリーンショット (322)

ポイントは座骨のてっぺんを
ローラーの中央にのせる事ができるか?

これで成功、不成功が決定する
といっても過言ではありません。

坐骨をローラーに
しっかりのせる事で
体を意識的に伸ばそうと思わなくとも
体の軸は伸びるため
目線を上げて頭頂を
天井へむけるだけで
上のポーズが力を入れることなく
作れます。

この時太ももなどには
力が入りません。

しかし・・・

坐骨をローラーにのせる事が
できないと・・・

スクリーンショット (320)

写真のように頭は垂れ
腰も丸くなり軸も潰れてしまいます。

そこで・・・

【坐骨を確認しよう!】

実際触ってみて
ゴリゴリしてください!

スクリーンショット (323)

お尻の割れ目から
指3本分くらい外の
写真の場所を
手(指)でゴリゴリすると
固い骨が感じられると思います。

それが座骨です!!

坐骨は皆様が思っている以上に
内側についています。

もう一度・・・

坐骨は思っている以上に
内側についています!

以上踏まえて
もう一度座骨のてっぺんを
ローラーの中央に合わせて
座ってみましょう!

【そしてもう1つ!背中を広げること!!】

最後にもう1つ
ヒンジバック成功のための大事な秘訣を
お伝えします。

それは背中を広げる事です。
背中を広げず身体を
後ろへ倒してしまうと
腰の反りが入ってしまい
腰の痛みの発生原因となってしまいます。

そこで・・
次のように

スクリーンショット (325)

手を頭の後ろで組み
※親指は首の前
一度背中を広げてから
後頭部で手を押しながら
頭頂を天井へ向ける事で
背中を広げた軸の伸びた姿勢ができます。

以上を踏まえて

スクリーンショット (319)

坐骨を中心に
体を倒せば
腸腰筋にきれいに刺激される
ヒンジバックが完成です。

どうしても骨盤を起こせず
坐骨をローラーに
のせられない方は・・

スクリーンショット (327)

椅子に座って行いましょう。

それではレッツトライ!

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