怪我を予防するために
身体を柔らかくしなさい!
だから・・・
「ストレッチをしなさい!」
この言葉は半分は正解で
半分は間違いなのです。
本日はストレッチがもたらす
真の効果をお伝えし
ストレッチの
目的の真髄に迫っていきます。
冒頭でこう言いながらも
ストレッチはe-Lifeでも整骨院でも
よく紹介しております。
それは動きやすくなる
つまり可動域が向上するために
そして体の感覚が向上することが
目的なのですが
前者の可動域向上に関していえば
実は筋肉が柔らかくなっているから
可動域が向上するのではありません。
えっ!どういうこと!?となりますよね。
ご安心ください。
丁寧に説明していきます。
この現象はなぜ起こるのか?
※筋肉が柔らかくなっていないけど
可動域が上がる現象
結論からいうと
「感覚の変化が起こった」これが答えになります。
感覚の変化?というと
フワフワした印象になりますが
この感覚の変化は
筋肉や腱の中にある
センサー(筋紡錘、腱紡錘など)によるものです。
このセンサーがないと
私達は動くことができません。
というのも・・・
私達が立つ、座る
ペットボトルを握る
歩く際は
足がこの位置にあって~
手をこのくらい伸ばして~など
意識する事はありませんよね。
これは私達にとって
当たり前な事ですが
これを成すために
頑張っている1つが先程紹介した
センサー達なのです。
このセンサー達が
今こんな感じで立っているんだよ~
30度くらいの位置に手があるんだよ~のような
情報を意識しなくとも
絶えず脳に送っているのです。
だからこそ
私達は
歩けますし
ご飯も食べられますし
運動もする事ができるのです。
このセンサーの重要性は理解できましたよね!
このセンサーには
自分をしるための感覚という意味の
自己受容器と名前がついています。
ではここからが今日の本題です。
ストレッチを継続する事で
可動域が広がる原因は
筋肉が柔らかくなることではなく
このセンサー(自己受容器)の感じ方の
変化によるものなのです。
ストレッチ前には
これくらいしか伸びてはダメ!という
情報を送っていたセンサーが
ストレッチによって
もうちょっと伸びていいよ!という
情報に上書き保存されて
その情報を
脳に送るのです。
これによって可動域の変化は起きています。
ではこの効果によって
怪我の予防に効果があるのかといえば
感覚の変化における
可動域の向上に関しては
そこまでないかもしれません。
※一応そういった論文もあるようです
論文も論文もメタ分析(あらゆる論文を
統合した分析)したものでないと
正解!とは言えないので上記は
「かもしれない」発言に致します。
しかしストレッチによって
このセンサーの感覚が良くなることによって
怪我の予防効果が高まる事は
予想されますね。
そう考えると
センサーの感度を変化させ
怪我の予防を促すには
ただストレッチをするよりか
やはり感覚を高める
ピラティスが怪我の予防には
いいのではと思います!!
結局の結論は
ここにつなげたいがためだったのか!?という
内容ですが実際そうですので
ご容赦を!
それでは今週のピラティスです。
レッツトライ!!
【健康習慣サロンe-Life】