昨日来院のバスケ少年T君は
1週間前より足首が痛くなり
クレアライフに来院されました。
来院した時は
ホワイトテープで足首を固定しての来院でした。
「いつから巻いているの?」と聞いたところ
「昨日からです。」と返答がありました。
話を聞いていくと
T君は捻った記憶がないそうです。
「どこが痛い?」と聞いたところ
ここです。と足首の内側を触っていました。
捻った記憶はない事で
靱帯ではないかな?と思いながら
靱帯の圧痛(押しての痛み)を確認するも
痛みはなし。
疲労骨折のリスクを消すために
骨を叩いていくも痛みはなし。
これは腱の問題かな?と思い
※腱とはアキレス腱のように
筋肉の先の細い固い組織です。
足首の内側にある
後脛骨筋という筋肉の腱を触ってみると
ビンゴ!
痛がっていました。
その他リスクを消すために
その他部位も丁寧に触り
やはり圧痛が著明なのが上記場所。
次は足首の可動域チェック!
足首の曲げる可動域の左右差が大!
そして次は全体像のチェック。
姿勢は軸を潰して
足のアーチを潰していました。
これで治療方針は次の4つに決定です。
①炎症はコンビネーションで改善
②足関節の曲げる可動域を改善
③アーチを上げる筋肉の強化
④そして軸の伸びた姿勢の獲得
以上の4つです。
そしてもう一つ
巻いていたテーピングですが
見事にアーチを潰す方向に巻いていました。
捻挫でしたら良しですが
今回のテーピングでしたら
足首をまっすぐに誘導するテープが
必要でした。
このテーピングを巻き続けると
逆に痛みの改善が遅れる可能性があります。
このように
いつの間にか痛くなった痛みは
適切な事を行わなければ
なかなか改善してきません。
いつの間にか痛くなった痛みが
3日続いた場合は
クレアライフへご連絡ください!