なかなか手ごわいオスグット!
小学6年生のサッカー少年のY君の
オスグットがもう一息というところで
痛みが残ってしまっています。
強いキックを打つと痛いようです。
来院当初は歩くのも痛いくらいでしたで
良くなっているのは
良くなっていますが
お互い悔しい限りです。
オスグットは典型的な
成長痛ですが
急激に伸長が伸びた時
これから伸びるときなどに
起こります。
しかし
これも人によっておこる人
おこらない人いるのは確かです。
骨の強さなどその人の持って生まれ
個性がありますが
もっと大切な事が努力次第で変えられる
姿勢と使い方です。
※これから書く内容は
オスグットに限らず
膝に痛みを訴えている人全般に
いえる事ですので
膝が痛い方は是非参考にしてください!
〇姿勢編
オスグットが酷くなる方の
姿勢は軸が潰れて
後方重心になっている下写真のような選手が
ひじょうに多いです。
後方重心つまりかかとに重心がくると
太ももの前面の筋肉の緊張が
常に高まった状態になります。
こうなると膝にストレスを常に
与えているわけで
いくら手技をやったところで
膝の痛みはなかなかとれません。
まず意識しなくとも軸の伸びた
下の写真のような姿勢をとる事がスタートです。
あっ自分だと思った方は次の運動を行いましょう。
軸を伸ばして姿勢を変えるエクササイズ
〇動きについて
動きで大切な事が
パワーポジションをとって
動く事ができるか?という事です。
パワーポジションとは
一番身体が動きやすいポジションですが
これをとる事によって
股関節から動きを作る事が出来て
膝の負担が減っていくのです。
良くないポジションは写真のように
軸が潰れて膝から動きを作ります。
私はお猿さんポーズと名付けています。
パワーポジションは軸が伸びていて
股関節が軽く曲がっている下の写真のようなポーズです。
お猿さんポーズの方は次の運動を頑張りましょう!
パワーポジションを作るための軸伸ばしスクワット
ちなみに
サッカーのキック動作でも
股関節の動きは大切で
股関節の開きが出る事によって
ゴムが引っ張られたように
エネルギーがたまり
スムーズなキック動作につながります。
次の写真は軸が潰れて
体幹が抜け力がたまっていない状態です。
次の写真は軸が伸び体幹のスイッチが入り
力がたまった状態です。
※実際の動きはもっと大きいです。
それでは蹴る時に体幹が抜けると思った選手は
次の運動を行いましょう!
股関節をバネのように使うためのエクササイズ
それでは
姿勢と動きを改善し
オスグットを根本から
解決していきましょう!